例えばFireballを唱え、着弾後にその燃えカスが敵の足元に落ちる等の演出をしたい場合に設定します。
特にスクリプトなどを使うことなく、CKの設定だけで作れます。
通常のようにspell、MagicEffect、Projectileを作り魔法のベースは完成させておきます。
燃えカスの設定には次の項目を使用します。
・Explosion(SpecialEffectツリーの下)
・Ammo(Itemツリーの下)
まずは燃えカスとなるオブジェクトを作ります、燃えカスは「Ammo」で設定します。
鉄の矢等、適当にDuplicateしてください。
上の図は「Cheese to die for – Daedra fanatic Follower」で作ったAmmoです。
スクリプト制御をしないのであれば、設定すべき箇所は「Projectile」と「Model」、あとは「Playble」のチェックを外すだけです。
Projectileは設定した魔法と同じものを選びます。
Modelは着弾後に残る残骸や燃えカスにあたるアイテムのメッシュ(nifファイル)を選択します。
念のためEditorID欄にある項目はDeleteキーで消しておくのがよいでしょう。
ID名をつけてあげて、OKを押します。
次はExplosionです。
適当なものをDuplicateします。
設定すべきは右下から3番目の「Placed Object」項目。
先ほどのAmmoの設定がうまくできていればここに出てきているのでそれを選択してOKを押します。
ここに設定したAmmoが着弾後に落ちる仕組みです。
なお、Explosionの項目は爆発を制御しています、爆発させたくない場合はArtFile欄に「Effects\FXEmptyObject.nif」と入力、sound欄や他の項目も適宜noneに設定します。
これは透明な爆発を表示させるメッシュと考えてください。例を見たい場合はCKの検索欄に「fake」と打ち込むとこれを使っている項目が出てきます。
最後に、MagicEffectを開いて、Explosionの欄に今作ったExplosionを当てはめて出来上がりです。ゲーム内で動作をチェックします。